口腔機能は加齢と共にどうしても衰えてしまいます。
お子さまの健康寿命を伸ばし、生涯を幸せに過ごしていただけるように、
幼少期から口腔機能を伸ばすために口腔育成(口育)に
取り組むようにしましょう。
気が付くといつも口が開いている
口を閉じるとヘの字になってしまう
会話の際によく舌が見える
発音がおかしい
鼻が詰まりやすい
柔らかい食べ物ばかり好む
食べ物をあまり噛まずに飲み込む
風邪を引きやすい
口腔育成(口育)は日々の生活でも気をつけて実践することがとても大事です。
ある程度の年齢でしたらご両親だけでなくお子さまにも理解してもらい、
一緒に取り組むようにしましょう。
お子さまの年齢・発育状況などにより適した食育内容は異なります。
離乳食など低年齢児の食事には大人の方にしっかり
見ていただく必要もありますので、
自己判断せずまずはご相談へお越しください。
幼少期から正しい鼻呼吸を行っている場合と
習慣的な口呼吸を続けていた場合では、
成人後の顔つきに差が生じてしまいます。
口育は虫歯治療などのように医院に来て終わりということはなく、お口の定期検診と一緒に1〜3ヶ月に1度通院していただき、医院で行う口腔育成は生活習慣の指導と、筋力が足りていない場合のトレーニングの練習になります。ご自宅にてしっかりと実践していただくことが重要になるため、低年齢児は遊びながらできるトレーニングをお伝えするなど、続けやすいプログラムをご提案します。
口腔機能は「通院するだけで改善される」ということはありません。
何よりも大切なのは、お子さまとご家族さまが日々の生活習慣・
意識を変えてトレーニングに取り組む、そんな毎日の積み重ねです。
当院からもしっかり指導・サポートしますが、ぜひご協力をお願いします。